ライブ配信でサムネイルにこだわるべき理由と必須のアピールポイント

ライブ配信アプリで最初に目につくサムネイル。どんな画像を選んだらいいのか、どんな要素を入れたらいいのか、悩みますよね。

リスナーさんにインパクトを与えてライブ配信に来てもらう方法としてもサムネイルは有効に活用したいところ。

こちらの記事では、ライブ配信アプリで設定するサムネイルについて、その重要性やアピールすべきポイント、画像加工におすすめのアプリまで、徹底解説します。

ライブ配信アプリでサムネイルのパワーを最大限に活かせるよう、アピールのコツをつかんでいきましょう。

ライブ配信でサムネイルにこだわるべき3つの理由

ライブ配信アプリでサムネイルにこだわる理由には、以下の3つがあります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

リスナーの興味関心を集める看板になる

リスナーさんがライブ配信アプリで最初に目にするのは、ずらりと並ぶライバーのサムネイルです。

サムネイルは、ライブ配信をするうえで「お店の看板」のような役割をしてくれる大事な要素。

多くの人通りがあっても、看板が目立たないお店は、その存在すら認識してもらえません。魅力的な看板なら人も多く集まりやすいでしょう。

ライブ配信アプリでは、サムネイルでリスナーさんたちの気を引くことができれば、ライブ配信を視聴しにきてもらえる確率がグンとアップします。

逆に映えないサムネイルでは、ほかの魅力的なサムネイルに埋もれてスルーされてしまうでしょう。

ライバーとしての個性や配信内容をひと目で伝えられる

サムネイルはごく小さなスペースですが、上手に活用すればライバーとしてのあなたのキャラや特徴、配信している内容などを効率よく多くのリスナーさんにアピールできます。

トップライバーは既にファンが多くついているため、特に文字入れもしていないシンプルなサムネイルにしていることがままあります。トップライバーだからこそできるサムネなので、参考にしすぎないようにしましょう。

ライブ配信中の離脱防止になる

ライブ配信は、配信の内容がわからないと入りづらいですし、視聴してみて自分の求めている内容と違ったら離脱率もアップしてしまいますよね。

その離脱を防ぐためにも、ライバーとしてのキャラや特徴、配信内容がわかるようにサムネイルを作成しておきたいところ。

サムネイルで大体の雰囲気や配信内容などがわかっていれば、入ってみて「想像と全然違った！」なんてことも起きにくくなるでしょう。

ライブ配信アプリのサムネイルでアピールしたい3つのポイント

お店に看板があっても、何屋さんなのかわからなければ入りにくいもの。どんな内容か不明の配信より、明確に希望する内容とわかる配信を視聴したい、そんなリスナーさんの気持ちもわかりますよね。

ライブ配信でも、サムネイルでどんなライバーがどんな配信を行っているのか、リスナーにわかるようにしておくことが大事です。

では、サムネイルにはどんなアピール材料を盛り込めばいいのでしょうか。まず必須なのが顔写真で、ライバーの雰囲気を伝えるのに必要です。

その上で、サムネイル作りは顔写真+αを意識しましょう。それでは、サムネイルで最低限アピールしたい3つのポイントを紹介していきます。

ライバーの個性や特徴

ライバーとしての個性や特徴がパッと見てわかるようにしておくと、そのキャラを好むリスナーの目に留まりやすくなります。

そのためにも、あなたのアピールポイントを活かした顔写真を使うのがおすすめです。

数多くいるライバーの中から選んでもらえるようにはインパクトも大事。あなたの個性や特徴が光る顔写真で、サムネイルを作成しましょう。

ライブ配信の内容

どんな内容のライブ配信なのか、わかりやすい表示も大事です。

リスナーが混乱するような、内容が伝わりにくいサムネイルでは、ニーズに添った集客ができない可能性が高くなります。

例えば音楽をやる人なら演奏している姿や楽器を持っている写真を、カラオケ配信なら、画像も含め、誰が見てもひと目でカラオケ配信とわかるようなサムネイルを意識しましょう。

リスナーへのメッセージ

「毎日配信」「◯◯まで終われまてん！」など、リスナーさんに伝えたいメッセージや企画内容もサムネイルに入れると効果的。

誕生日が近いライバーは、バースデー配信企画を盛り込みやすく、日付などもいれるとギフトが飛びやすくなります。

ほかにも、参戦中のイベントや応援してくれたことに対する感謝なども入れると良いでしょう。イベントガチ参戦の予定があるライバーは、参戦予告を入れるのもおすすめです。

推しマークがあるライバーなら、サムネに入れておけばファンが活用してくれるでしょう。

推しマークとは、ライバーが独自に設定する絵文字のことで、ライバー名の前後に付けて表示するもの。ファンも名前の文字列の前後に推しマークを付けることで、ひと目でそのライバー推しだとアピールできるわけです。

初見のリスナーさんも、様々なサムネイルを見比べてどの配信を見ようかチェックしています。ライブ配信アプリの利用に慣れていないリスナーも多く、最初は入りづらい方もいるでしょう。

初めてでも入りやすいように「初見さん大歓迎！」などのメッセージがあると、反応も変わってくるものです。

サムネイルは見やすい配置で効率よくアピールしよう！

サムネイルの表示範囲は、限られた小さなスペースですので、効率よく内容が伝わる配置も意識したいところです。

ごちゃごちゃと情報を詰め込みたくなりますが、アピールしたい要素をできるだけスッキリと、わかりやすく配置しましょう。

背景がごちゃごちゃで大事な要素が目立たなかったり、要素を入れすぎて顔が隠れてしまったり、文字が小さすぎたりしては残念なサムネイルになってしまいます。

見やすくするためにもサムネイルには余白が必要。それぞれの要素を引き立たせるスッキリした配置を考えられるといいですね。

ライブ配信アプリによってサムネイルの表示サイズが変わったり、文字が別途配置されたりすることもあります。その配置により、サムネイルの画像や文字が見切れることもあるので、実際の表示を確認しながら設定することも大事です。

定期的にサムネイルを入れ替えながら、サムネイルによって反応がどう変わるか見極めていくと、より良いサムネイルにブラッシュアップしていけるでしょう。

サムネイル作成におすすめ！3つの画像加工アプリ

カメラやスマホで撮影した自撮り画像なども上手に加工すれば、より映えたサムネイルが作れますよね。ただ、画像加工アプリを数種類使いこなすなど、難しそうな印象もあるでしょう。

そんな画像加工を簡単にしてくれるのが以下のアプリ。画像加工や文字入れ、装飾などがアプリ1つでできてしまいます。

いずれも無料で使えるアプリですので、実際に使ってみて自分に合ったアプリを選ぶといいでしょう。

LINE Camera

LINE Cameraは、撮影した画像を取り込み色や装飾の加工ができるのはもちろん、顔をスリムにしたり目を大きくしたりなどの加工も可能です。

文字入れやぼかしなどのフィルター機能、フレーム機能などもあり、いずれも無料で利用できます。

Picsart

Picsartには、有料版もありますが、無料でもサムネイル程度の加工であれば十分に活用できます。PCでも編集が可能で、効率よくサムネイルを作成できるのがメリットですね。

Picsartを使えば、撮影した画像の背景削除も簡単。文字入れ、吹き出し挿入なども可能で、フォントは200種類以上と豊富です。

Picsartには、iOS版アプリとAndroid版アプリ、PC版アプリがあります。

Perfect Image

Perfect Imageには、スタンプやフィルター機能、フレーム機能、コラージュ機能などが充実。文字入れは縦書きにも対応しています。

Perfect Imageは、シンプルで感覚的な操作が可能で、画像加工初心者の方でも使いやすいアプリです。

Perfect Imageには、iOS版アプリとPC版アプリがありますが、Android版アプリはありません。

ライブ配信でのサムネイルの重要性とアピールポイントまとめ

ライブ配信でのサムネイルの重要性は、お店の看板と同じです。目立たなくて、どんなお店かわからない看板では多くのお客さんを集めることはできません。

ライブ配信では、リスナー目線を意識することも大事です。アピールポイントを見やすくまとめた魅力的なサムネイルを作成して、たくさんの人に配信を見てもらいましょう。