ライブ配信は背景が大事！配信部屋を作ってクオリティをアップしよう

ライブ配信で、配信部屋の背景にこだわっていますか？「背景なんてほとんど映らないし、そんなに気にしなくていいでしょ！」なんて手を抜いていませんか。

配信時の背景は、あなたの印象やライブ配信の雰囲気を左右する1要素。配信内容でなく、配信部屋の背景が残念でファンが増えない、なんてことになったらもったいないですよね。

こちらの記事では、ライブ配信のクオリティをアップさせる背景の作り方や演出のコツについて詳しく解説します。

ライブ配信の背景もしっかりと活かしてクオリティをアップさせ、視覚的な心地よさでファンをどんどん集めていきましょう。

ライブ配信部屋の作り方は背景の演出が重要

ライブ配信の背景は、視覚的なイメージにつながるものであり、思っている以上に大きな影響をもつ要素です。

配信部屋の演出がプラスの効果を生みだせば、その分ライブ配信のクオリティレベルもアップします。そのため、背景が殺風景すぎたり、ごちゃごちゃしすぎていたりするのはイメージがよくありません。

殺風景だと寂しい感じになりますし、あまりに散らかっていればライブ配信の内容に集中しづらいでしょう。

ライブ配信は、ライバーごとにそのスタイルも様々。それぞれの個性や雰囲気、配信内容に合った背景を選ぶことが重要です。

それぞれの配信の内容やコンセプトに添った背景で演出できれば、視覚的な効果がさらにプラスされます。その効果がリスナーへのアピール材料となり、印象にも残りやすくなるでしょう。

ライブ配信における背景の作り方

視覚的なストレスをなくす

人気ライバーの配信をチェックしてみると、背景の雰囲気づくりも計算されていて、ムダな生活感を感じさせないライバーが多いですよね。

目を引くライバーは、ライバーとしての夢や憧れ、キラキラ感を感じさせるような演出をしているのがわかります。

自分の部屋で配信する際は、まず生活感のある雑多なものを配信で映る部分から取り除きましょう。

どんなにビジュアルがかわいい、かっこいいライバーでも、背景に生活感が満載だったり、清潔感がなかったり、イメージに合っていなかったりするとプラスどころかマイナスに働いてしまいます。

ライブ配信で、マイナスに作用させるような視覚的ストレスがある場合はできるだけ排除し、雰囲気づくりのプラスになる要素を追加して上手に演出していきたいですね。

配信部屋に背景シートをプラスする

部屋の背景をライブ配信用にリニューアルする場合、例えば壁紙を貼り替えるなどの方法もありますが、カンタンではありませんし、賃貸だと厳しいでしょう。

そんなときに便利なのが、撮影用の背景シートです。

撮影用の背景シートでよく使われるものとして、以下の3つの素材があります。

この背景シートを室内に設置するときは「バックグラウンドサポート」があると便利です。

バックグラウンドサポートとは、2本のスタンドとクロスバーがセットになったもの。ちょうど、物干し竿のようなスタイルですね。

そのスタンドにセットしたクロスバーに背景シートをかけて、それを撮影の背景として使用します。やや大掛かりなセットになりますが、部屋の雑多な雰囲気を一気にイメージアップできる便利なグッズです。

背景シートは白背景や無地のカラーのほか、風景やおしゃれな部屋などをプリントしたものもあります。背景シートを活用すれば、賃貸でも小さな部屋でも、カンタンに背景をガラリと変えられます。

クロマキーでライブ配信の背景合成

テレビの撮影でも目にすることがある、緑の背景シートが「クロマキー」です。

クロマキーは「クロマキー合成」をするためのシートで、低コストで背景のビジュアルを自由にプラスできることから、ライバーにも人気があります。

クロマキー合成というのは、被写体を補色カラーとなる緑色のシート（クロマキー）をバックに撮影し、被写体だけを切り抜き、別の画像等に合成させる技法のことです。

クロマキーが1枚あれば、様々な演出に活用できます。

つづいて、ライブ配信のクオリティをアップする演出のコツについても見てきましょう。

ライブ配信のクオリティをアップさせる演出

ライブ配信では素人感があるのも親しみやすくていいのですが、ある程度のクオリティは確保しておきたいですよね。

では、クオリティをアップさせるためには、どういった演出をしたらいいのでしょうか。

背景に小物を置いて雰囲気をプラス

例えばカフェなど、雰囲気のあるショップは魅力的ですよね。雰囲気を上手に演出できれば、トータルの評価もアップします。

逆に店内の雰囲気が残念だと魅力も半減、人も集まりにくくなるでしょう。ライブ配信でもこれは同じです。

かわいい背景シートをバックに配信したり、ぬいぐるみやアート作品などを飾ってみたり、照明のトーンやカラーを変えてみたり、ひと手間加えると配信部屋の雰囲気も変わります。

ほかにも、イベント入賞などで獲得したグッズを置くのもおすすめ。たとえば17LIVEなら、多くのライバーさんが背景に17のぬいぐるみを置いていたりします。

また、ホワイトボードに自己紹介を書いたり、今集めているギフトを書いてアピールするライバーもいます。殺風景だった背景がガラッと変わりますし、リスナーさんへのアピールもできて一石二鳥です。

ホワイトボードの使い方はそれぞれですが、配信の見栄えはグッと良くなります。

背景や小物などを活用して、あなたのライブ配信に合った雰囲気を上手に演出、より魅力的にアピールしていきたいですね。

ライティングや配信機材の工夫

人気ライバーの配信をまわっていると、ヘッドホンをしていたりライトを使っているのを見かけることがあるかと思います。

マイクやヘッドホンはリスナーさんが声を聞き取りやすくなりますし、カラオケ配信にも便利です。また、リングライトを使えば自分をきれいに見せることができます。

リングライトを上手く使えば、瞳に光が反射してよりかわいく映すこともできます。

最初からすべて揃える必要はありませんが、ライブ配信に慣れてきたら徐々に揃えてみると良いでしょう。

オリジナリティをプラス

ライブ配信でファンを集めるには、あなたのカラーを表現する個性的な演出も大事です。

あなたならではのオリジナルなアピールポイントを背景にプラスするなどして、ほかのライバーと差別化していきましょう。

どうしても迷ったら、ライバー事務所のマネージャーに、トップライバーはどんな雰囲気作りをしているのか、相談してみるのもおすすめです。

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配信部屋作りにおける注意ポイントとリスク対策

ライブ配信では、背景の映り込みなど思わぬところから住所特定や身バレに発展することもあります。

毎日生活している自分の部屋は、リラックスできる空間でもあり、つい油断しがち。その落ち着ける空間で日々配信していれば、うっかりリスキーな情報を配信してしまうこともあるでしょう。

ライブ配信で個人特定につながる情報が漏れる要素としては、窓から見える風景や近隣の建物、部屋にある郵便物や制服などが考えられます。

背景の映り込みで個人情報が漏れることのないように、配信の際はできるだけ室内外の情報を公開しない方法を検討しましょう。

背景シートやグリーンバックを使えば、部屋や個人情報につながる情報も隠せますし、一石二鳥です。

ライブ配信部屋の作り方まとめ

ライブ配信では、視覚的な要素がとても大事ですよね。ライバーを演出してくれる背景もとても重要です。

ライブ配信の背景で生活感が溢れているとマイナスな印象を与えがちですし、気づかないうちに個人的な情報がバレるきっかけになることもあります。

ライブ配信を安全に、ファンを増やして楽しむためにも、配信部屋の背景にこだわってクオリティの高い配信づくりを心がけましょう。