カラオケ配信には、なにか特別な機材が必要ですか?
スマホだけでも配信できるけど、クオリティを考えるならいくつか機材があったほうがいいね!
ライブ配信アプリを使えば、カラオケ配信も気軽にスタートできます。
配信に慣れてきたら、クオリティを高めるためにも、機材を導入していくといいですね。
カラオケ配信できれいな歌声を届けられれば、リスナーも喜んでくれるはず。あなたの声の魅力を最大限に引き出して、ファンを増やしていきましょう。
カラオケ配信に必須の機材
まずはカラオケ配信に欠かせない、必須アイテムからチェックしていこう!
ライブ配信アプリを使ったカラオケ配信で欠かせないのは、
- スマホ
- スマホスタンド
- 撮影用ライト
の3点です。
アプリを使うのにスマホは必須ですし、顔出し配信ならライトも大事。これはカラオケ配信以外でも同じですね。
最低でも、この3つがあれば、ライブ配信アプリでのカラオケ配信ができます。
スマホさえあればカラオケ配信はできるけど、スマホのマイクだと、せっかくの歌声が存分に活かしきれなくてもったいないよね!
カラオケ配信は著作権を侵害しないように、ライブ配信アプリのカラオケ機能を利用しましょう。アプリによって、カラオケ機能利用の条件が設定されているものもあります。
本格的なカラオケ配信をするために必要な機材
カラオケ配信は音にもこだわって、少しでも快適にリスナーさんに楽しんでもらいたいですよね。
心地よい歌声をしっかり届けたいのであれば、マイクなど機材を充実させて、カラオケ配信のクオリティをアップしていきましょう。
本格的なカラオケ配信のためには、以下の機材が必要です。
- マイク
- オーディオインターフェース
この2つの機材と、関連するいくつかの機材が必要となります。
なんか聞いたことのない機材があります!難しそう!
仕組みがわかれば難しいことはないよ!クオリティアップのためにがんばろう!
ここからマイクとオーディオインターフェース、関連する必要機材について詳しく解説します。
マイク
ライブ配信で本格的にカラオケ配信をするなら、ぜひマイクを使いましょう。
カラオケ配信向きのマイクとしては、
- ダイナミックマイク
- コンデンサーマイク
この2種類があります。
カラオケに限らず、ライバーがよく利用しているのはコンデンサーマイクです。
カラオケでも馴染みがあるダイナミックマイクは、マイクに口を近づけて使用します。マイクから離れると音が入りにくくなるので、配信中にリアクションなどで動きがあるライバーには向いていません。
コンデンサーマイクは、レコーディングやラジオ配信などの映像で目にすることの多いマイクですね。ダイナミックマイクよりも広い範囲で繊細な音も拾うので、よりリアルな歌声を届けられるのがコンデンサーマイクの特徴です。
コンデンサーマイクも様々なタイプがありますが、こちらのマイクはライバーにも利用者が多く人気があります。
ダイナミックマイクに電源は必要ありませんが、コンデンサーマイクには特殊な電源が必要となります。
ファンタム??なんか難しくなってきました!
大丈夫!ここで紹介する機材で全部対応できるから、心配しないで!
ファンタム電源については、このあとのオーディオインターフェースの解説のところでも説明するので、ここではよくわからなくても大丈夫です。
マイクを準備するなら、以下の機材も準備しておくことをおすすめします。
ポップガード
ポップガードは、幅広い周波数で音を拾うコンデンサーマイクで発生しがちな「ノイズ」を軽減させるためのもの。マイクの前に取り付けて使用します。
ライブ配信でよく見かけるやつ!
歌ライバーだけじゃなく、雑談配信するライバーもよく使っているね!
コンデンサーマイクは湿気に弱いこともあり、ポップガードは準備したほうがいいでしょう。1,000円前後で購入できますし、マイクに付属している場合も多いです。
マイクスタンド
長時間のライブ配信で、ずっとマイクを手持ちしているのはなかなか疲れるものです。マイクを固定するマイクスタンドはあったほうがいいでしょう。
コンデンサーマイクは湿気に弱いですが衝撃にも弱いので、スタンドに設置して、さらにポップガードをマイク前に固定、といった使い方がおすすめです。
マイクスタンドには、
- ストレートスタンド
- 卓上マイクスタンド
- アームスタンド
など種類があるので、配信環境に合わせたスタンドを選びましょう。マイクスタンド付きのマイクもあります。
オーディオインターフェース
オーディオインターフェースは、
- アナログ音声をデジタル信号に変換
- 歌とカラオケ音源のバランス調整
- エコーを入れる
- BGMを入れる
- 環境音などノイズを調整
など、様々な機能を持つ機材です。カラオケ配信でなくても、多くのライバーが使用しています。
特に人気があるのがYAMAHAのAG03です。
AG03は、入出力端子が豊富で、様々な機器と接続できるのが大きなメリット。AG03なら、先に解説していた「コンデンサーマイクに必須のファンタム電源」の供給も可能です。
ファンタム電源供給専用の機器もありますが、AG03を使う場合はファンタム電源に対応しているので、別途購入する必要はありません。ただ、オーディオインターフェースはAG03以外にも種類があり、機器によってファンタム電源供給のできるものとできないものがあるので、コンデンサーマイクを使用する場合は事前にチェックが必要です。
AG03には、
- スマホ
- パソコン
- マイク
- イヤホン
- ギターやキーボードなどの楽器
を接続できます。
また、AG03を使用するためには以下の機材も必要です。
AG03に接続する機材をざっくり紹介していくけど、詳しい接続方法は下の解説記事を参考にしてみてね!
USB変換アダプタ
AG03とスマホは、USBで接続します。AG03本体にケーブルが付属していますが、スマホを接続するためには、別途USB変換アダプタが必要です。
iPhoneやiPadなら「Apple Lightning – USB 3カメラアダプタ」。こちらで電源供給もできるので、配信途中に充電切れとなる心配もありません。安定した配信のためにも、純正のアダプタがおすすめです。
Androidは、機種によって対応するものが異なるので、機種に対応したUSB変換アダプタを選択しましょう。
ヘッドホン
配信の際にどのような音で配信されているかチェックするためのイヤホンが必要です。
一般的なイヤホンでも良いのですが、観賞用ではなくあくまでも音のチェックのためなので、チェック用の「モニターヘッドホン」を利用するとリアルな音を確認できます。
各種ケーブル
AG03への電源供給のため、USB-ACアダプタもしくはモバイルバッテリーが必要です。USB-ACアダプタはスマホなどを充電するときに使用するアダプタですね。
また、パソコンからBGMを流す場合には、AG03にパソコンを接続するための「3.5mmステレオミニ端子」のケーブルが必要です。
コンデンサーマイクの接続には、XLRケーブルを使用します。
ケーブルを購入する際は、タイプはもちろんですが、長さも不足しないようにしましょう。複数の機器を接続しますので、配置場所を考えたうえで、やや長めのケーブルを準備しておくと安心です。
自分ではちょっと難しそうだなぁって思ったら、ライバー事務所に所属すればこういう機材面でもサポートしてもらえるよ!
カラオケ配信に必要な機材まとめ
- 基本はスマホとスタンドとライト
- こだわるならマイクやオーディオインターフェースも必要
- マイクとオーディオインターフェースの関連機材もチェック
ライブ配信アプリでカラオケ配信をする場合、最低限の機材としては、スマホとスタンドとライトがあれば配信可能です。
ただし、音質にこだわった配信をしたいなら、マイクやオーディオインターフェースを取り入れましょう。
マイクを使用するなら、マイクスタンドやポップガードがあるといいですし、マイクの音源をデジタル配信するためには、オーディオインターフェースが必要です。
オーディオインターフェースを使うなら、各種機器を接続するケーブルやアダプタ類も準備しましょう。
マイクスタンドやポップガードはなくても配信できますが、そのほかにここで紹介した機材はどれも関連性があります。
あなたの素敵な声を、いい音でリスナーに届けて、ファンを増やしていきましょう。
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